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Erhu Lessons

二胡レッスン

誰かを、自分を、癒したい人のために。

 
 

About Lessons

二胡を弾いているだけで癒される。
二胡を弾くことで誰かを癒したい。

響きから派生する心地よさを、基本レッスンを軸に表現豊かに味わい、学んでいきます。

※基本のボーイング(運弓)と基礎練習は、どのレベルであっても毎回しっかりやります。美しい発音は心地よさでもあります。弾いている自分が一番気持ちのよい状態になれるよう、そこを目指してレッスンしていきましょう。


※ご注意

※中国伝統曲に興味のある方、検定試験を目標とされてらっしゃる方は、他の先生への師事をお願いいたします。あいにくではございますが、私は中国文化への造詣が深くありません。また、そこに興味を置く奏者ではありませんので、中級以上の中国曲は私のレッスンでは基本的にとりあげません。ご留意下さい。

※茉莉花(ジャスミン)、草原情歌、彩雲追月、康定情歌などの、広く知られている中国民謡については、世界で愛されるスタンダード曲として、レッスンに取り入れてまいります。アジアのメロディがもつ独特の風合いを、同じアジア人として懐かしく奏でてまいりましょう。


私は二胡という楽器で、世界中の美しいメロディを奏でたいと思っている奏者です。レッスンにもそれが反映されますので、同じようなお気持ちの方に適しているレッスンになると思っております。大前提として、そこをご留意くださいませ。気になる方は体験レッスンなどでご質問下さいませ。

 

Music of the Heart

​​響きと心

楽器の習い事を始めてから、様々な楽器の、様々な先生に師事しました。


小さい頃通っていた音楽教室のピアノの先生は、たいてい独身で、たいてい美人で、毎回赤い口紅をつけていて、申し訳ないのだけれど皆さん一律に怖くて、結婚すると次の先生にかわっていきました。


ピアノが私の音楽の習い事の入り口でしたが、私はご存知のように無類の楽器好きですので、その後も様々な楽器の先生に師事しました。そして、そのたびに思いました。音楽は、響きは、そのこだわりは、伝えたいことは、人によって様々であると。


メソッド通りに進むけれど技術はほとんど見ない指導者もいれば、徹底的に音にこだわって先に進ませない方もいる。無関係なおしゃべりが必要以上に長い方もいましたし、反対に、お料理番組のように分刻みでレッスンする方もいました。ビジネスとして手広くレッスンをする方、趣味でゆるやかに教える方、名奏者ですが人見知りで話すことすら苦手な方もいましたし、芸大卒であっても謙虚極まりない方や、自分ばかり弾いている方、真面目で一生懸命な方など、いろいろ。

そして、「美しい音」に対する意識も、人によって全く異なりました。驚くほどに、全く!


「音への意識なんて似たようなものじゃないの?」と思われるかもしれませんが、いえいえ。天と地、以上に違いを感じました。大差があるのです。


一音。


どういう意識でここに向かっているのか、目指している「美しい音」とはどういう世界なのか。

人生をその一音にかけているのか。

この一瞬に生命を込めているのか。



美しい響き。

様々な先生の顔が思い出されます。


光り輝くように崇高で、透明で、純粋な響きの世界。

研磨して、練って、削ぎ落して。

何度叩きのめされても、永遠に究極を目指す、錬金術師のような弾き手の魂。


美しい響きとは、かくも人を虜にするものか、と思わされます。


しかし、

不思議なことに、その世界を垣間見させていただいたからこそ、同時に、それ以上の存在がある事にも気づかされます。


月並みですが、心、です。



技術が伴わなくても、響かせ方がいまいちであっても、、奏者の心そのもので響いている演奏は、名演になるのです。聴き手が共振して、身体の奥から涙がでてくるのです。感動するのです。


こういう経験は、おそらく、どなたにもあるのではと思います。楽器でなくても、あの日の誰かの歌声に感動した、ということはあるでしょう。

心は、錬金された美しい響きをも、軽々と超えていくのです。


心とは、物理的に、「音」よりも遥かに強く、この世界に響くものなのでしょう。私たちも、動物も、植物も、その響きの海の中で、そもそもが生きているのかもしれません。


響きと向き合っていると、こういうことを否応なしに考えさせられます。上辺ではなく、深層の心の純粋で奏でられた響きの感動は、センチメンタルな感情の仕業だけで解決できることではないと、私は思うのです。

反対に、狙った演奏は、まったくもって聞き手を不快にさせます。もはや音楽が自己顕示の目的になっているのですから、仕方のないことでありましょう。(思惑があるものを人は本能で拒絶しますよね。これは音浴でも意識している注意点です。)


じゃあ、狙わないで「心」で演奏するってどうするの?これこそ難しいですね。だから錬金術師を目指していくのでしょう。


素直に生きる。


このことの奥深さをあらためて思います。禅の教えに通じるものがあるかもしれませんが。もしかしたら、手掛かりはすぐそばにあるかもしれませんね。


草も、木も、月も、地球も、

こんなにも優しさを感じるのだから。

 

RELAX and HEALING

​音楽と癒し

身体の力を抜く。


ただ、このことを求めるが故に、私は「身体」の分野へのアプローチを始めました。


整体的なことだったり、ヨーガや呼吸法、瞑想、気功術から取り入れられる要素だったり、思考からのアプローチやアレクサンダーテクニーク的なことだったり、植物のもつ癒しの力(身体を緩めるリラックス力)に興味を持ったり。

とにかく、身体の力を抜くコツがあるのならば、分野を問わずそのヒントを、具体的に、実践で使えることで知りたい、と紐解き始めて、かれこれ10年ほど経ちます。

どうして?

問われれば、こう答えます。

「すべては、美しい響きを奏でるために。」

楽器奏法のコツは(すべからくだと思いますが)、総じて「力を抜く=身体の理に従う」ということにあります。しかし、私が師事した様々な楽器の、素晴らしい演奏家の先生方は、このコツを幼少期からの地道な鍛錬で本能化している方が多く、「どうすれば力が抜けるか」ということを具体的に指導された方はいらっしゃいませんでした。「毎日の繰り返しです」「とことん練習です」「(私は)ずっとこうなのでやり方が分かりません」「技は盗んでください(真似てください)」という感じですね。「椅子が大切です」「子供のように」「大切な音は、息を吐く」「腕の重さを弓に置く」というようなアドバイスは時にありますが、何故そうなのか、その先が解説されることはありません。


ルーティンを繰り返すことで、動きを潜在意識に落とし込むのは、確かなコツのひとつです。脳科学からのアプローチだと思いますが、しかし、それしかないのでしょうか? 実際、私はそれしかない(反復練習しかない)と思っていました。楽器習得において「力を抜くコツ」でどうにかしようなどと、考えたことがありませんでした。


そのポイントを開眼させてくれた機会が、私にはもちろんあったわけですが、その時の素直な驚きは特別なものでした。身体的な視点で楽器奏法を見れば、それは当たり前なのでしょうけれど、楽器を奏でることが目的の私は、技術や譜面の解釈、次のステージに向けての練習や合わせなど、習得しなければならない要素が他にありますから、身体という分野にまでは関心が及びませんでしたし、目を向ける機会もなかったわけですね。それが母体であるのに。

ここを探っていると、力を抜く、ということの奥深さと向き合わないわけにはいきません。


もちろん、私は身体の専門家ではありませんから、膨大な情報のほんの上澄みしか理解できません。掘り下げる能力もないのですが、興味のあるポイントだけを戴くという愚かな探求の仕方であっても、これらの学びが実に意味深く、楽器奏法だけでなく、生きていく上での貴重な、素晴らしいエッセンスだと分かってきたのでした。


身体と心のバランス、癒し、自分という存在、心地よさの原点、に繋がってくるものだと。


例えば関節を緩めることにアプローチする場合、身体からのアプローチもあるでしょうけれど、意識を使うことで一瞬で緩むコツがあるのです。身体を司る全体像がほんの少し見えてくるのですね。

そして、身体を通じて、自然体に還ること、自分の素直さに還ることが、心の悩みをほどく糸口になったり、生きやすさのヒントになったりする。こういうことが分かってくるのです。


二胡という楽器の奏者である私が癒しの分野に関係しているのは、こういった身体探求のアプローチが理由のひとつだったりします。入り口は「楽器奏法」だったのですが、アウトプットは「人を癒すこと」になった、というわけなのです。

音楽は人を癒すものです。

自然は地球を癒すものです。


人は何を癒すのでしょう。



「共に響き合い、癒し合い、安らぎの循環を体感する。」


私の二胡レッスンのコンセプトは、ここにあります。


美しい響き。

これは、私にとって単純な次元のことではありません。森羅万象・自然界の持つ「心地よさ」や「美しさ」と、違いなき同一のものです。その探求のために開いた「力を抜くこと」の世界が、ここまで私を連れてきてくれました。

どうぞ、あなたという響きを聞かせてください。


そして、あなたという優しさを、アジアの二本の弦に乗せて、近くの誰かを、この世界を、あなた自身を、癒して下さい。

心から、サポートしてまいります。